沖縄県内初。厚生労働省認定『ITマスター』誕生。
皆さん、こんにちは。広報の山川です。
kbcは、厚生労働省が開始したIT人材育成に向けた支援プログラム「若年技能者人材育成支援等事業」において、県内では初の「ITマスター」として4名の教員が認定を受けました。
この取り組みは、厚生労働省が平成28年度より将来のIT人材育成に向けて情報技術を使いこなす職業能力を育成するために、小学生から高校生の若年世代にかけて段階的に情報技術に関する興味喚起とともに知識・技能の習得、ITリテラシーの強化を図るべく、情報技術関連の高い技能を持つ技能者「ITマスター」を学校等へ派遣するものです。
kbcは、2020年の学習指導要領から開始される「プログラミング教育」に伴い、現役の当校技術者や指導者からIT/ICT技術を学ぶ事で、楽しく分かり易く理解を深めていく事を目指します。
これからも専門教育機関として、第4次産業革命を迎える時代の要請を受け止め、技術、思考、ヒューマンスキルを育むために必要な条件整備、教材開発、教員研修、指導体制の充実や社会との連携・協働を推進して参ります。
右から屋良先生、淵上副校長、大城先生、知花先生
ITマスター認定者(認定職種)
副校長
淵上 真一 (ITネットワークシステム管理)
教務部主任
大城 全揮 (ITネットワークシステム管理)
教務部主任
屋良 朝也 (ロボットソフト組込)
教務部主任
知花 匡哉 (オフィスソフトウエア・ソリューション)
以上 4名
認定基準
1、実務経験が7年以上ある者
(情報技術に係る修士課程を修了している場合、実務経験5年以上)
2、以下情報技術関連の資格のいずれかを有する者
・情報処理技術者応用情報技術者試験合格者
・技能検定(ウェブデザイン)1級
・上記に相当する資格を有する者(ITSSスキル*1習熟度レベル3~4に相当)
・ITマスター対象職種で優秀な成績を収めた者(大会、競技など)
3、技能の継承や後継者の育成に意欲を持って活動する意思および能力がある者
指導分野
1、ITネットワークシステム管理
2、ロボットソフト組込
3、オフィスソフトウェア・ソリューション
指導例:
1、情報技術の基本を学ぶ
→ ロボットを活用したプログラミングの概念、構造の理解
2、プログラミングについて学ぶ
→ 生活に使われているプログラミング、計測、制御
3、情報リテラシーを学ぶ
→ 情報リテラシー、サイバーセキュリティの技術の学習
※段階に合ったカリキュラムをコーディネートし、講習を実施。
*1: 経済産業省が策定したIT人材のスキル体系。個人の能力や実績に基づき、7段階のレベルで設定され、スキル診断にてレベル認定を受ける。